2011年8月18日木曜日

夏の実習WEEK~医学生の実習記(2)

医学部5年生のIさんが、8月16日に、埼玉協同病院で実習に参加してくれました。実習の様子をお伝えします。


●実習のプログラムと感想
午前・午後
消化器内科病棟 M医師
 病棟回診、内視鏡的処置、TACEなどを見学しました。大学病院とは、多い疾患や患者さんの年齢層などが違っていました。
また、市中病院は地域に根ざした医療を行っていると実感しました。
退院した後の行き場がない患者さんはそもそも退院が難しく、介護の問題などさまざまな面で考慮しなければならないのだと感じました。

昼食
 当日、一日医師体験の参加者たちに勉強のアドバイスなどを行いました。


●全体を振り返っての感想
埼玉協同病院には、高校2年生のときに一日医師体験でお世話になり、すごく雰囲気のよい病院だなぁと思っていましたが、今回も変わらず雰囲気が良かったです。
医学生になって初めての病院見学でしたが、先生方・スタッフの方々がとても気さくに話しかけてくださり、充実した1日を過ごすことができました。
他職種の方とも仲が良さそうで、みんなで協力して地域医療を支えようという姿勢が垣間見られました。

他の病院を見学したことがないのですが、埼玉協同病院はアットホームな雰囲気の病院だと思いました。
また機会があれば実習させていただきたいです。
今日一日ありがとうありがとうございました。


●次回はどのような実習を行いたいですか?
 他の科も見せてもらいたいです。




おつかれさまでした。
一日医師体験のことを覚えていてくれて、医学生になり、再び進路選択の時期に実習に来ていただけるのはとてもうれしいことでした。今後ほかの病院も見学に行くことと思いますが、いろいろと比べた上でまたお会いできたらいいなと思っています。気になったらいつでも実習に来てください!

夏の実習WEEK~医学生の実習記(3)

医学部4年生のNさんが、8月8日の1日間、埼玉協同病院で実習に参加してくれました。実習の様子をお伝えします。


●実習のプログラムと感想
午前
救急カンファレンス
 午前中はまず救急カンファレンスに参加しました。3年生になってから臨床を学んでいるので、その知識で多少は理解できましたが、まだ知らないことが多くあるのだなと感じました。救急カンファレンスでは、研修医の方たちと先輩医師の方たちがともに一人の患者さんをみていくので、さまざまな視点から診察できていいと思いました。

消化器内科病棟 K医師
 消化器内科病棟の見学をしました。今まで、まったくみたことがない科だったのですが、K医師から患者さんについて詳しく説明していただけました。ベッドサイドの診察のときに、実際にお腹の音をきかせていただきました。昨年、暗記した音を耳からも聞けたことが印象に残りました。

午後
小児科病棟
 小児科病棟の見学をしました。今日は4人の患者さんが退院していて、病棟の患者さんが少なかったのが残念でした。急患で2名の患者さんをみることができました。その際、先生方の迅速な対応が素晴らしかったです。
 産婦人科病棟も見学させていただき、新生児室ではとても癒されました。初お風呂の様子をみていて、お母さんはたいへんだな…と思いました。

●実習全体を振り返っての感想
 一日という短い時間のなかで病院内をみせていただき、とても有意義な実習でした。ありがとうございました。
来年の病院実習がさらに楽しみになりましたし、勉強も頑張らなくては、と思いました。

●次回はどのような実習を行いたいですか?
 5年生になってBSLを受けてから、気になった科を見学してみたいです。今日の実習では産婦人科に興味を持ちました。


実習おつかれさまでした。
試験で暗記していたお腹の音が実際に聞けると、より確かなものになりますよね。5年生で実習が始まるとまた関心ある分野が変わってくるかもしれません。ぜひ実家のある埼玉の医師を目指してほしいなと思っています。いつでも実習に来てくださいね!

2011年8月2日火曜日

夏の実習WEEK~医学生の実習記(1)

秋田大学 5年生のKさんが、7月21日~22日の2日間、埼玉協同病院で実習に参加してくれました。実習の様子をお伝えします。

●実習のプログラムと感想
1日目
午前 乳腺科外来見学 担当:K医師
 診察を見学しました。診察の合間に、エコー下での針生検や細胞診もみることができました。
 K医師のわかりやすい説明や、患者さんが小さなことでも相談している様子をみて、患者さんへのちょっとした声かけや訴えに耳を傾ける姿勢が大切だと実感しました。

昼  一日医師体験の高校生と談話
 医師をめざす高校生とお話しました。
 受験のことや大学での生活を中心に、医学生の立場からお話しました。
 高校生たちに少し先の将来を思い描く助けになっていれば…と思います。

午後 乳腺科手術見学 担当:K医師、I医師
 乳がんの乳房部切除、センチネルリンパ節生検の手術で、術野にも入れてもらいました。
 近くで見ることができ、また先生方に解剖の知識などいろいろと教えていただけて良かった。
 手術室が広くてきれいだと感じました。

夜間 当直実習 担当:M医師、I医師
 夜間、救急外来に立ち合いました。
 様々な症例を経験できました。
 I医師から、患者さん一人ひとりの診断・治療に関して詳しく教えていただき、症状や検査結果などから診断を一緒に考えることができて、とても勉強になりました。

2日目
午前 ER見学 担当:N医師
 珍しく救急車が1台も来ませんでした。
 N医師と、大学や研修、将来のことについて、いろいろとゆっくり話すことができて楽しかったです。

昼  病院内見学
 病棟見学に加えて、SKYMET(教育研修センター)や食養科、検査科など、普段の診察や検査、患者さんの食事を支えてくださる方々の姿をみることができました。

午後 外科病棟実習 担当:M医師
 外科病棟で、患者さんの説明を受けたり、検査の付き添いに行ったりしました。
 病棟も、看護師さんや薬剤師さんが優しくしっかりサポートしてくれる、働きやすさを感じました。


●全体を振り返っての感想
 今回は、初期研修病院を探す目的で見学に来ました。
 地域医療を担う病院での研修はどの様な感じなのか、あまりイメージできずにいましたが、救急も受け入れ、手術研修も多く、一方で健康診断や往診まで幅広く地域に貢献している病院で、手を動かし、頭で考えて成長できる場だと感じました。
 実習を通して、埼玉県の医師不足を身にしみて感じ、私も将来の医療を担う一人として真剣に考えていかなければと思わされました。


●次回はどのような実習を行いたいですか?
今回は見学できなかった一般外科や内科を見てみたいです。



実習お疲れ様でした。
大変しっかりした方で、私たちの求める医師像にとても近い方と感じました。
「自分で考え成長する」埼玉協同病院の研修の神髄を会得していただき有難うございます。
研修医として一緒に働ける日をお待ちしています。

2011年6月16日木曜日

2011年夏 実習WEEKを開催します

医療生協さいたまでは、2011年8月8日(月)~12日(金)と8月22日(月)~27日(土)に、夏の実習WEEKを開催します。

日程、志望する科、実習の目的など皆さんの希望に合わせて、プログラムを作成します。

実習WEEKは、毎年、春休み・夏休みに医療生協さいたまの病院・診療所で行っています。
各回、多くの医学生さんが参加していますので、このブログ内で過去に行われた実習をレポートしたいと思います。
お楽しみに♪

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2011年夏 医療生協さいたま 埼玉協同病院 実習WEEK

期間 8月8日(月)~12日(金)
8月22日(月)~27日(土)

対象 医学生ならどなたでも参加可能


実習プログラム例
    ・研修医の仕事を体験!病棟実習・夜間診療当直実習
    ・各診療科実習
    ・手術見学
    ・内視鏡や気管支鏡などの検査見学
    ・スーパー病理医 石津ドクター実習
                         などなど

お申し込み・お問い合わせ先
医療生協さいたま生活協同組合
ウェルカムセンター(医師・医学生センター)
電話 048-296-9141(直通) 平日8:30~17:00
E-mail gakusei@mcp-saitama.or.jp

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2011年2月17日木曜日

⑦群馬大学の地域保健実習★熊谷生協病院

群馬大学の選択実習として、地域保健実習を行った医学生のAさんのレポートを紹介しています。

2011年1月27日(木) 6日目★最終日
特定保健指導のレクチャーと全体のふりかえり + 院長メッセージ

◆カリキュラム◆
 8:20 朝会出席
 9:00 特定健診後の保健指導のレクチャー
10:00 レポート作成
11:00 実習のふりかえり
12:00 昼食交流
14:00 往診同行
16:00 終   了

◆Aさんレポートより◆
<特定保健指導レクチャー>
 特定保健指導レクチャーでは、積極的支援と動機づけ支援との階層わけがわれていることなど、保健指導の具体的な内容を学びました。問診票にもとづいて、食事では揚げ物よりお刺身がよいことや、フルーツの間食もカロリーが高いことや、運動もどのくらいしたらいいか、とても具体的で一人ひとりに合わせて指導されているのかわかりました。
 患者さんが自分の生活に目を向けて、自分から変えていこうということが大事で、そう思えるように指導していくことが大切なんだとわかりました。

◎医師として◎
 医師には「最後の一押し」の役割をしてほしいとおっしゃっていました。医師がメタボから、糖尿病などになってしまう危険性を再度説明することで、「じゃあ運動してみようかな?」と思ってもらえることもあるそうです。そういう点で医師も協力できるとおもいます。
 また、栄養士さんにしかできない指導があるので、医師が栄養士さんを尊重することもとても重要だと思いました。

<全体を通して>
 組合員さんや健診を受けた方が自ら自分の体・健康に興味を持ち、自ら健康づくりをしようという気持ちになって行動していくことが大切で、そうなってもらえるように、医療従事者が組合員さんとともに、地域の方の健康を守る支援していかなくてはいけないと思いました。
 一人では実行するのが大変でも、地域のみんなで楽しくなら、続けられる人が多いことがわかりました。今回見てきた活動では、50代の女性が中心でしたが、男性や子育て世代の女性・子供たちも参加できる機会も増えて欲しいです。

◎医師として◎
 医師としては、主に知識を提供することはできると思いますが、見学した栄養士さんのように、具体的でわかりやすい体や病気のはなしを、地域の方や患者さんにできるようになりたいです。
 アレルギーやタバコ・痴呆・メタボなどなど、地域の人が興味ある内容を話すと、熱心に聞いてもらえて、医師も頑張れるかな、と思いました。

◎Aさんの提案◎
 栄養士さんの話や、小児科外来を見学していて、私が感じたこととして
 例えば、おじいちゃんやおばあちゃん世代が、子育て世代・子供たちとアレルギーフリーのの食事を作るサークルや、朝食をとらない子供が増えているので、朝食の会もいいですね。

 いろいろなことを見たり、聞いたり参加したり、学べてとても楽しかったです。
 ありがとうございました。


実習を終えて院長より

目的を自分なりにはっきり持ち、なんでも積極的に吸収しようという意欲を感じました。
医療者・住民が協力して地域を支えるという医療のあり方に触れたことで、医師としての素因を身に着けてくれたと思います。

2011年2月9日水曜日

⑥群馬大学の地域保健実習★熊谷生協病院

群馬大学の選択実習として、地域保健実習を行った医学生のAさんのレポートを紹介しています。

2011年1月26日(水) 5日目
病院の外来で問診とり、健康診断の結果返しレクチャー
外来での問診

◆カリキュラム◆
 8:20 朝会出席
 8:30 熊谷生協病院の外来での問診とり
13:00 昼食休憩
14:00 健康診断の結果返しレクチャー
     小児科 アレルギー外来見学
16:00 レポート記入後、終了

◆Aさんのレポートより◆
 外来での看護師さんの問診では、医師の診察前に看護師さんが問診をすることで、患者さんも話しやすいだろうし、医師に話したいことを整理する時間にもなって良いと思いました。

 健康診断の結果返しレクチャーでは、放射線技師さんよる「がんの話」を聞きました。実際に、事業所に出向き、一般の方にお話しする中身で話してもらいました。どんながんが多いか、年齢や喫煙関係など、肺・胃・大腸・乳・子宮頚がんを中心にスライドを用いての説明は、一般の方にもとてもわかりやすく作成されていました。
 また、管理栄養士さんからは、出張健診などで実際に使っている小道具を用いて説明して頂きました。メジャーではなく、85cmタオルを使って腹囲をはかってもらったり、食べ物のカロリーが書かれたカードを使ったり、インスタント食品の塩分や糖分を実際に容器に入れて説明したり、すごく工夫されていて、驚きました。
 運動も、椅子に座って足ふみ+手ふりやラップの芯を使ってマッサージ(クールダウン)など、手軽さや楽しさをアピールして、運動を続けてもらおうという熱意が伝わってきました。また、外来よりも健診や地域の方の本音が聞けるという言葉が印象的でした。

⑤群馬大学の地域保健実習★熊谷生協病院

群馬大学の選択実習として、地域保健実習を行った医学生のAさんのレポートを紹介しています。

2011年1月25日(火) 4日目
医療生協の保健活動を学び、保健委員長会議に参加



味噌汁塩分チェック
 
◆カリキュラム◆
 8:20 朝会出席
 8:30 医療生協の保健活動のレクチャー
10:00 保健委員長会議
     味噌汁塩分チェックを行う。
12:00 休憩
13:00 保健教室のレクチャー
15:00 レポート記入後終了

◆Aさんのレポートより◆
 保健委員長会議では、各家庭から持ち寄った味噌汁の塩分チェックをしました。どの方もほぼ普通で、市販の味噌汁もそんなに濃くなかったのが、意外でした。手軽にできるので、一人暮らしで、血圧が気になる方に広まるといいと思いました。毎月行われる会議の中で、毎回、職員からの学習会があるそうです。今回は、薬剤師さんからHibワクチンや肺炎球菌ワクチンについてお話を聞きました。値段が高いことだけでなく、4回の接種、その他の予防接種を考えると、スケジュール的にも母親の負担が大きいとの意見が出て、こういった視点は、実際に育児をされた組合員さんだから分かるものなので、若い医師や医学生にはなかなかできない発想なので、組合員さんの意見は重要だと、再認識しました。

 「保健教室」のレクチャーでは、自分でできる健康チェックを知りました。「やにけん」や「あかんべチェック」は気軽にできて、自分の健康状態を知る、知ろうと思う良いきっかけになると思いました。「保健教室」や「くらしの学校」は、今回の実習で初めて知ったのですが、とても良いと思いました。組合員さんが正しい知識を持っていることは、医療者にとっても心強いと思います。

2011年2月3日木曜日

④群馬大学の地域保健実習★熊谷生協病院

群馬大学の選択実習として、地域保健実習を行った医学生のAさんのレポートを紹介しています。
2011年1月19日(水) 3日目
癒しのフラメンコと事業所利用委員会に参加
癒しのフラメンコ@熊谷生協病院

◆カリキュラム◆ 
 8:20 朝会出席
 8:30 健康診断レクチャー
10:00 癒しのフラメンコに参加
12:00 昼食休憩
13:00 事業所利用委員会に参加
15:30 レポート記入後終了

◆Aさんのレポートより◆
 「健康診断についてのレクチャーは、健診にもいろいろな種類があること、医療生協の健診の特徴など知ることができました。医師に求めることとして、健診を受けっぱなしにしないように、結果がえしの時に、どんな検査が必要なのか、食事や運動をどうしていけばいいのか、フォローを具体的にして、「健康」に意識を向けてもらい、自主的に健康づくりにのぞめるように導いて欲しい、と言われ、将来そういう医師になれたらいいな、と思いました。
 
 癒しのフラメンコでは、実際に参加させてもらい、ストレッチに時間の半分を使って、使っている筋肉を意識するように先生が説明しているのが印象的でした。「健康づくり」にためのフラメンコなので、組合員さんの目的意識がそろっていることや、先生も組合員さんなので、うまくいっているのだろな、と思いました。すごく活気があって、心の健康にもとても良いと思いました。

 ※ちなみにAさんは衣装も貸してもらい、小さい頃からバレエをやっていた事もあり、初めてにもかかわらず、ポーズが一番決まってました!

 利用委員会では、「苦情は宝」という言葉や、苦情処理にとどまらず、苦情を元に組合員が主催者となって、病院や医療の質を向上していこう、という考え方が、とても勉強になりました。
 虹の投書箱の投書にどう答えていくか、職員と組合員が一緒になって議論する過程を見て、こんな風に改善策を見つけていくのだなぁ、と知ることができました。
 医師への感謝の投書がいくつかあり、医師への感謝のメッセージ集ができたら、素敵だと思いました。」

◆事業所利用委員会とは◆
私たちの病院や診療所をもっと利用しやすい医療機関にしようと、組合員と職員でつくる委員会です。基本的には病院と各診療所に設置されています。毎月1回の定例会議で「虹の箱」に寄せられた意見について、問題解決のための話し合いを行います。

③群馬大学の地域保健実習★熊谷生協病院

群馬大学の選択実習として、地域保健実習を行った医学生のAさんのレポートを紹介しています。

2011年1月18日(火) 2日目
東松山市の安心ルームと、さいたまコープで健康チェック

さいたまコープの店舗内で血圧測定
◆カリキュラム◆
 8:20 熊谷生協病院で朝会に出席
 8:30 医療生協さいたまの紹介
 9:20 東松山市へ移動
10:00 安心ルーム「 ひだまり 」へ参加 
     昼食もご一緒させてもらいました。

13:20 熊谷市のさいたまコープのお店で、
     地域の方と、健康チェック。血圧測定。
17:00 レポート記入後、終了

◆Aさんのレポートより◆
 「安心ルーム『 ひだまり 』では、近所の方が集まって、お茶を飲みながら楽しくお話したり、歌をうたったり、当番制で昼食を作ったり、とても和やかな雰囲気でした。男性が多くいらっしゃいましたが、役割があることが退職後の生き甲斐なる、とおっしゃっていたのが印象的でした。病院がない地域だからこそ、「予防」に力を入れて、病気にならないように意識していることがわかりました。

看護師さんからアドバイス

 まちかど健康チェックでは、地域の方と一緒に7名の方の健康チェックをしました。私は水銀計を使っての血圧測定をしましたが、スーパーでうるさくて、計るのに苦労しました。血圧・体脂肪・骨密度を計った後に、看護師さんがアドバイスする、というのは、「健康」を意識するきっかけになると思いました。医師は忙しいので、参加するのは難しいと思いますが、医学生のうちに参加できたら、すごく勉強になると思います。
 病院ではなく、「まちかど」でやることで、地域の方もふらっと立ち寄れ、地域の健康増進に役立つと思います。」



②群馬大学の地域保健実習★熊谷生協病院

群馬大学の選択実習として、地域保健実習を行った医学生のAさんのレポートを紹介しています。

2011年1月17日(月) 初日
病院周辺を地域の方とウォーキング

◆カリキュラム◆
血圧を測って、ウォーキング!
 8:20 熊谷生協病院 朝会で自己紹介
 8:30 オリエンテ-ション 
     熊谷生協病院の紹介など
 9:30 ウォーキングの準備 みんなで血圧測定
10:00 ウォーキングスタート 
     病院周辺の神社仏閣を巡りました。
13:00 お昼を食べながら、地域の方との交流

15:00 医療生協の紹介・組合員理事と交流
16:00 終了

◆Aさんのレポートより◆

病院周辺の史跡を巡りました。
  「病院周辺の史跡を巡る初詣」に参加しました。20名近く集まりました。健康づくりのためだけでなく、史跡に詳しい人は、その説明をしたり、花や作物に詳しい方は道中の自然を説明し、バードウオッチングが趣味の方は鳥の解説をしてくださって、それぞれの得意分野を活かす場になっていて素敵だと思いました。
 約3時間歩き、歩く前と血圧が下がった方がほとんどで、健康のためにもなっていると実感しました。また、昼食しながらの交流では、こういった活動を楽しみにしていることや、熊谷生協病院は医療生協なので、その組合員になったきっかけなど聞かせてもらいました。
 また、組合員理事の方が紹介してくださった「 私たちの命と医師を守る宣言 」「医者にかかる10ヶ条」は、医師や私たち医学生にとって、とてもありがたく、心温まるものだと思い、うれしかったです。
医師不足の中、患者さんの協力なしでは、医療を良くしていくのが難しいと思うので、こういった宣言をもっと多くの患者さんや医学生・医療者に知ってもらいたいと思います。

①群馬大学の地域保健実習★熊谷生協病院

群馬大学の選択実習として、地域保健実習を行った医学生のAさんのレポートを紹介します。

1月17日(月)~1月19日(水)と
1月25日(火)~1月27日(木)の2週に渡って、実習を行いました。

Aさんの「 5~6年次 選択実習計画書より 」抜粋

テーマは、 「 地域の健康づくりについて 」

テーマを選んだ理由・目的など

「地域住民自らが健康への取り組みをすることは、医師不足の現在、とても有意義なことだと思い、どのような活動をしているか、その活動により、どのようなメリットがあるのかを学びたい。地域住民の方々の声も聞きたい」

実習場所は、Aさんの出身地、熊谷市にある熊谷生協病院で行いました。

予想される結果・成果

「健康づくりに取り組むことで自分の健康状態を知り、病気を予防できるだけでなく、もし病気になったとしても早期発見できたり、地域住民のつながりが生まれたり、と色々なメリットがあるのではないかと思う。医師が協力できること、今後期待されることも学べると思う。」

これからその様子をAさんのレポートを元に、紹介します。