2012年10月6日土曜日

2012夏の実習WEEK

T大学4年生Kくんのプログラムと感想を紹介します。

Kくんが、実習初日の医局朝礼で「埼玉協同病院の産婦人科で生まれ、小児科にもお世話になっていました」と自己紹介すると、「オオーッ」とどよめきが起こり、いつにもまして大きな歓迎の拍手を受けていました。

 1日目午前は総合内科病棟を見学。午後は気管支鏡検査を見学しましたが、浦和レッズのサポーターというKくんは、同じくレッズの熱烈サポーターの呼吸器内科M医師と意気投合。M医師は、「仙台のレッズの試合に行くから、一緒に応援しよう!」と嬉しそうでしたが、実現するといいですね。
 
 2日目は、肝臓がんの手術を見学。外科志望のKくんでしたが、5時間にも及んだ初めての手術見学に「オペは考えていたよりも、はるかに辛かった…。」と、しかし「外科は嫌になりません!」と決意を新たにしていまいた。

夜は、同じく実習中の医学生2人と一緒に研修医会に参加。その後は、研修医たちが開いてくれた歓迎の懇親会で盛り上がりました。

日目は、小児科の病棟と外来で実習。アレルギー外来を担当するI医師は、Kくんが子どもの時の主治医。Kくんが入院していたことを覚えており、10数年前のカルテを倉庫から取り寄せてくれました。Kくんは、医学生として自分の子ども時代のカルテを見て、病名や検査値もチェックするという貴重な体験もしていました。


1日目
2日目
3日目
午前
総合内科病棟
外科手術見学
小児科
午後
気管支鏡検査
アレルギー外来
夜間

研修医会と懇親会







Kくんは、「先生方がとても気さくで、色々と話しかけてくださり、とても楽しかった。埼玉協同病院は、プライマリケアのために多種多様な職種の人が働いていて、力が入っているなと思いました。ポリクリで自分の大学病院をまわるようになってから、また実習に来ます。」と感想を寄せてくれました。
病院に関わりのあった子どもが医学生となって病院を訪れてくれたことは、スタッフにも大きな喜びです。よい医師になってネ!
(担当TH