2011年8月18日木曜日

夏の実習WEEK~医学生の実習記(3)

医学部4年生のNさんが、8月8日の1日間、埼玉協同病院で実習に参加してくれました。実習の様子をお伝えします。


●実習のプログラムと感想
午前
救急カンファレンス
 午前中はまず救急カンファレンスに参加しました。3年生になってから臨床を学んでいるので、その知識で多少は理解できましたが、まだ知らないことが多くあるのだなと感じました。救急カンファレンスでは、研修医の方たちと先輩医師の方たちがともに一人の患者さんをみていくので、さまざまな視点から診察できていいと思いました。

消化器内科病棟 K医師
 消化器内科病棟の見学をしました。今まで、まったくみたことがない科だったのですが、K医師から患者さんについて詳しく説明していただけました。ベッドサイドの診察のときに、実際にお腹の音をきかせていただきました。昨年、暗記した音を耳からも聞けたことが印象に残りました。

午後
小児科病棟
 小児科病棟の見学をしました。今日は4人の患者さんが退院していて、病棟の患者さんが少なかったのが残念でした。急患で2名の患者さんをみることができました。その際、先生方の迅速な対応が素晴らしかったです。
 産婦人科病棟も見学させていただき、新生児室ではとても癒されました。初お風呂の様子をみていて、お母さんはたいへんだな…と思いました。

●実習全体を振り返っての感想
 一日という短い時間のなかで病院内をみせていただき、とても有意義な実習でした。ありがとうございました。
来年の病院実習がさらに楽しみになりましたし、勉強も頑張らなくては、と思いました。

●次回はどのような実習を行いたいですか?
 5年生になってBSLを受けてから、気になった科を見学してみたいです。今日の実習では産婦人科に興味を持ちました。


実習おつかれさまでした。
試験で暗記していたお腹の音が実際に聞けると、より確かなものになりますよね。5年生で実習が始まるとまた関心ある分野が変わってくるかもしれません。ぜひ実家のある埼玉の医師を目指してほしいなと思っています。いつでも実習に来てくださいね!