2011年2月9日水曜日

⑤群馬大学の地域保健実習★熊谷生協病院

群馬大学の選択実習として、地域保健実習を行った医学生のAさんのレポートを紹介しています。

2011年1月25日(火) 4日目
医療生協の保健活動を学び、保健委員長会議に参加



味噌汁塩分チェック
 
◆カリキュラム◆
 8:20 朝会出席
 8:30 医療生協の保健活動のレクチャー
10:00 保健委員長会議
     味噌汁塩分チェックを行う。
12:00 休憩
13:00 保健教室のレクチャー
15:00 レポート記入後終了

◆Aさんのレポートより◆
 保健委員長会議では、各家庭から持ち寄った味噌汁の塩分チェックをしました。どの方もほぼ普通で、市販の味噌汁もそんなに濃くなかったのが、意外でした。手軽にできるので、一人暮らしで、血圧が気になる方に広まるといいと思いました。毎月行われる会議の中で、毎回、職員からの学習会があるそうです。今回は、薬剤師さんからHibワクチンや肺炎球菌ワクチンについてお話を聞きました。値段が高いことだけでなく、4回の接種、その他の予防接種を考えると、スケジュール的にも母親の負担が大きいとの意見が出て、こういった視点は、実際に育児をされた組合員さんだから分かるものなので、若い医師や医学生にはなかなかできない発想なので、組合員さんの意見は重要だと、再認識しました。

 「保健教室」のレクチャーでは、自分でできる健康チェックを知りました。「やにけん」や「あかんべチェック」は気軽にできて、自分の健康状態を知る、知ろうと思う良いきっかけになると思いました。「保健教室」や「くらしの学校」は、今回の実習で初めて知ったのですが、とても良いと思いました。組合員さんが正しい知識を持っていることは、医療者にとっても心強いと思います。