2011年2月9日水曜日

⑥群馬大学の地域保健実習★熊谷生協病院

群馬大学の選択実習として、地域保健実習を行った医学生のAさんのレポートを紹介しています。

2011年1月26日(水) 5日目
病院の外来で問診とり、健康診断の結果返しレクチャー
外来での問診

◆カリキュラム◆
 8:20 朝会出席
 8:30 熊谷生協病院の外来での問診とり
13:00 昼食休憩
14:00 健康診断の結果返しレクチャー
     小児科 アレルギー外来見学
16:00 レポート記入後、終了

◆Aさんのレポートより◆
 外来での看護師さんの問診では、医師の診察前に看護師さんが問診をすることで、患者さんも話しやすいだろうし、医師に話したいことを整理する時間にもなって良いと思いました。

 健康診断の結果返しレクチャーでは、放射線技師さんよる「がんの話」を聞きました。実際に、事業所に出向き、一般の方にお話しする中身で話してもらいました。どんながんが多いか、年齢や喫煙関係など、肺・胃・大腸・乳・子宮頚がんを中心にスライドを用いての説明は、一般の方にもとてもわかりやすく作成されていました。
 また、管理栄養士さんからは、出張健診などで実際に使っている小道具を用いて説明して頂きました。メジャーではなく、85cmタオルを使って腹囲をはかってもらったり、食べ物のカロリーが書かれたカードを使ったり、インスタント食品の塩分や糖分を実際に容器に入れて説明したり、すごく工夫されていて、驚きました。
 運動も、椅子に座って足ふみ+手ふりやラップの芯を使ってマッサージ(クールダウン)など、手軽さや楽しさをアピールして、運動を続けてもらおうという熱意が伝わってきました。また、外来よりも健診や地域の方の本音が聞けるという言葉が印象的でした。